テレワークで社員がメンタル不調に陥った要因とは?

新年のお慶びを申し上げます。

昨年の緊急事態宣言後、
テレワークやオンラインでのミーティングが急激に増え、
皆さんも、いろいろと感じることがあったのではないでしょうか。

そのデメリット面として、カウンセラーの私がよくお聞きしたのは
「コミュニケーション」に関することでした。

◆上司や同僚とのコミュニケーションが取りづらい

◆上司に質問をしても、レスが遅く、仕事が止まってしまう

◆放っておかれている感じがして、不安になる

◆何かあると叱られるだけでなく、自分ひとりに責任が取らされそ

◆ちょっとした雑談がなくなり、繋がりを感じられない

これらのことから考えると、
「日頃からの関係性」の影響は大きいようです。

もしあなたが上司なのであれば、
例えば、叱責するより共に考える姿勢を見せることや
なにかあったら、自分が責任を取る姿勢を示すことなどが
求められていたのかもしれません。

また、テレワークの場合、
「上司にこんなこと質問するのは申し訳ない」と
考えることもよくあることのようです。

そのちょっとした遠慮が、
どんどんコミュニケーションを取りづらくさせる
要因となることも考えられます。

「迷惑かどうかの判断をするのは上司」だし、
もともと報連相は「面倒がられるぐらい徹底して丁度いい」
と思っておくといいのかもしれません。

「書類のプリントや上司の判子が必要だから、
結局、出勤しなければならない」
という話も大勢の方からお聞きしました。

これも今後考えていかなければならないことのひとつですね。

テレワークという働き方はまだ始まったばかり。

支障が出ていることをそのままにせず改善を重ねることが、
社員のメンタルヘルスに、ひいては生産性アップに
つながるのではないでしょうか。

今年が貴社にとってさらなる飛躍の年になりますように。

関連記事

  1. パワハラの要因

  2. 夏休みの宿題

  3. エネルギーの蓄え方

  4. 言動の前提

  5. 本当にメンタルが原因ですか?

  6. その人がかもし出す雰囲気