エネルギーの蓄え方を2通りに分ける考え方があります。
自分の外側からエネルギーを得る外向型と
自分の内側でエネルギーを蓄える内向型です。
外向型は、意識が外を向いています。
他者との関わりの中でエネルギーを得ます。
内向型は、意識が内に向いています。
自分だけの時間を過ごすことでエネルギーを得ます。
幼稚園ぐらいの子供を見ていると、
わかりやすいと思いますが、
みんなで追いかけっこをしている子もいれば
一人でおままごとしている子もいます。
これは、性質なのでどちらが良い悪い
ということではありません。
しかし、社会的にはどうでしょう?
一人でいるより、積極的に人と関わる
社交的な方が良いという風潮があります。
「一人でおままごとしているより、
みんなと一緒に追いかけっこしておいで。」
といったようなことを言われるわけですから、
内向型にとって、この風潮は息苦しいところが
あるのです。
そんな風潮のせいで、例えば、
休み時間に一人でいることを恥ずかしがったり
誘いを断ることに罪悪感を持ったりして、
無理に人と関わって、どっと疲れると
いったことがあったります。
内向型=社交性がない、というわけではないので、
人付き合いはできてしまうから、
疲れるけど付き合いを続けているという人もいると思います。
内向型には内向型の丁度良い人との関わり方があります。
積極的に人と関わる社交的な方が良いとする社会に
合わせていると、エネルギーは蓄えられません。
最近は、一人焼肉やソロキャンプといったように、
一人で楽しんでもいいんだよという風潮も出てきました。
内向型には内向型の特性があります。
一人が好きという価値観に抵抗感を持つ必要はないのです。
また、人のタイプが外向型と内向型のどちらかに
はっきり分かれるわけではありません。
10:0ではなく7:3など、どちらかに偏っているというのが
ほとんどです。
その割合によって、丁度良い人との関わり方が変わってきます。
皆さんは、外向型と内向型、どれぐらいの割合でしょう?