幸せの手段と目的

皆さんは、日常生活で幸せを感じていますでしょうか?

そう問われるとなかなか答えられない人もいるかもしれません。

世の中には、した方が良いとされていることがいっぱいあります。

勉強して、いい学校に入って、いい会社に就職する。
結婚をする。趣味を見つける。お金を稼ぐ。

これらは、幸せを得るという最終目的のための手段だと思いますが、
手段が目的となっていることもしばしばあるように思います。

例えば、いい学校に入ることが目的となってしまい
その学校に入って、何を学びたいのか?学んだ学問で、何がしたいのか?
それによって、どんな幸せを得たいのか?
なんてことまで考えて受験をした人は、そうはいないでしょう。

また、幸せを得るために趣味をしているのに、
入れ込み過ぎて周りとの軋轢で楽しめなかったり、
はたまた、〇歳までに結婚したい!と思って結婚したけど、
思っていた生活となんか違う、なんてこともあるでしょう。

みんな、結婚=幸せ、お金=幸せ、では
必ずしもないことを知っています。

しかし、なんとなく、結婚すれば幸せになれる、
お金を稼げば幸せになれると思って、
そこを目的にしていることも多いように思います。

しかし、いい学校も、いい会社も、結婚も、趣味も、お金も、
幸せを得るための手段でしかないと考えると、
その学校に入って、何を学びたいのか?学んだ学問で、何がしたいのか?
それによって、どんな幸福を得たいのか?といったように
先にある幸福を考えることができます。

幸せがどんなものなのか、なかなかわからないこともあります。

学生の段階で、学んだ学問で、何がしたいのか?
それによって、どんな幸福を得たいのか?なんて
なかなか明確に答えられません。

最初はなんとなくでいいと思います。
いろいろ経験していく中で、明確になっていけばいいと思います。

ただ、結婚=幸せ、お金=幸せとはせず、それを得て何がしたいのか、
自分にとってどんな生活が幸せなのか、
と考えることが大事なのではないかと思います。

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